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オンカジ基礎知識

オンラインカジノの違法性と合法性/プレイヤーは逮捕されるのか?

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オンラインカジノは違法なのか?合法なのか?

ハナコ

ねえねえ、ヨシオくん!
そもそもオンカジって合法なの?違法なんじゃないの?

あー、そのことね。
実は日本にはオンカジを取り締まる法律がないんだよ。

ヨシオ
ハナコ

えー?
じゃあ、合法なんだ。安心した♪

いや、取り締まる法律がないから合法でもないんだよね。。。
いわゆるグレーゾーンってやつです(-_-;)

ヨシオ
ハナコ

えー?
なんかよくわからなくなってきちゃったわ。。。

そうだよねえ。。。
いろいろ事件もあって今の法的解釈ができてるんで、ちょっと解説してみるね。

ヨシオ

現在、日本でサービスを提供しているオンラインカジノ(特にここで紹介しているオンラインカジノ)は、海外に拠点を置き、その国の政府もしくはそれに準ずる組織から合法的に運営ライセンスを取得しているため、違法ではありません。

また、その海外の合法的ライセンスを取得しているオンラインカジノで日本人がプレイすることも、違法ではないと言うことができます。

日本国内のギャンブル事情

実は、日本人は大のギャンブル好きなんです。

昭和生まれの私なんか、子どものときの友だちとの会話に「間違っていたらどうするつもり?」的な言い回しに「それなら賭けるか?」ってしょっちゅう言ってたぐらい(^^;

ま、それはともかく、ギャンブル人口を見てみるとよ~くわかります。↓

ギャンブル名参加人口推計
競馬666万人
競輪114万人
競艇160万人
オートレース55万人
宝くじ3,119万人
ナンバーズ693万人
LOTO893万人
サッカーくじ398万人
カジノ97万人
パチンコ・パチスロ1,108万人
2020年2月発表の公益財団法人「日工組社会安全研究財団」の調査による

パチンコ屋さんがない町はないんじゃね?って思われるほどだし、スーパーの駐車場には宝くじ売り場って必ずありますよね?

競馬は少し高級なギャンブルって感じはしますが、シーズンごとにTVCMもやってる。

これらの公営ギャンブル事情を知ると、日本の行政との関係性が見えてきますよ。↓

日本の公営ギャンブル事情は?

日本の公営ギャンブルは、次の6種類です。↓

  • 競輪
  • 競馬
  • 競艇
  • オートレース
  • 宝くじ
  • スポーツ振興くじ(toto)

実は、これらの公営ギャンブルにはそれぞれの監督官庁が存在します。

そして、その公営ギャンブルからの収益は、それぞれの監督官庁を通じて国庫に入ることになっているんです。↓

公営ギャンブル監督官庁
競輪・オートレース経済産業省
競艇国土交通省
競馬農林水産省
宝くじ総務省
スポーツ振興くじ(toto)文部科学省

あれ?パチンコは??

そうなんです。パチンコは公営ギャンブルではありません。

ただ、パチンコ業界には警察関係からの天下りが多いという話はよく耳にしますが(^^;

日本国内のギャンブルを取り締まる法律は?

日本国内のギャンブルや賭博に関する法律は、主に次のふたつです。↓

刑法 第185条(賭博)
賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。
ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

刑法 第186条(常習賭博及び賭博場開張等図利)
常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。

刑法185条にはギャンブルしたらダメ!ギャンブルしたら50万円以下の罰金だぞ!って書いてあり、刑法186条にはギャンブル常習者には3年以下の懲役だぞ!ギャンブルする場所を開いたら3年から5年の懲役だぞ!って書いてあります。

ただ、先述の公営ギャンブルはOKなんですね。

そして、パチンコやパチスロは、三店方式というシステムで刑法185条や186条に抵触することをうまく回避しています。

三店方式とは、①パチンコで勝った出玉を「特殊景品」に交換してもらう → ②「特殊景品」を「景品交換所」へ持っていく→③「特殊景品」を「現金」に替えてもらう。といった方法です。

公営ギャンブルやパチンコも日本国内にギャンブルを行う施設があり、日本国内の企業が運営しているため、日本の国内法によって規制もしくは運営が保証されているんですね。

過去のオンラインカジノ事件簿

ここにピックアップしたオンラインカジノ関連の事件の詳細を知ることで、次のことが理解することができます。

  • 日本国内に拠点を置きオンラインカジノを運営することは、違法である。
  • 海外に拠点を置く合法ライセンスを取得しているオンラインカジノでプレイヤーが楽しむだけでは、違法とは言えない。

NetBanQ事件(2016年2月15日)

この事件は、オンラインカジノに関して全国初の賭博罪を適用した事件です。

結論から書くと、プレイヤーは逮捕されていません

NetBanQ事件

国内口座使い客に賭博か オンラインカジノ全国で初摘発 会社役員ら逮捕 千葉県警

オンラインカジノが利用できる国内口座サービスを運営し客に賭博をさせたとして、千葉県警サイバー犯罪対策課は15日、常習賭博の疑いでさいたま市浦和区本太1、通信会社役員、益田伸二(50)と埼玉県蓮田市見沼町、自称会社員、島田賢一(43)両容疑者を逮捕した。益田容疑者らはほぼ全国の客約1600人に約23億2800万円を賭けさせ、約10億4400万円の収益を上げていたとみられる。インターネットを使った無店舗型オンラインカジノに関して賭博罪を適用したのは全国初。

 逮捕容疑は共謀し2012年11月28日ごろから昨年10月14日ごろまでの間、オンラインカジノが利用できる「NetBanQ」「VIPBANQ」などと称する入出金口座サービスを運営し、常習的に不特定多数の賭客を相手に、多数回にわたりこの口座に金を振り込ませてオンラインカジノ内のバカラなどの賭博をさせた疑い。

 同課によると、客は益田容疑者らが作ったこの口座に現金を入金。それを海外サーバーで運営されているオンラインカジノ内で仮想のドルに換金して賭け、この口座を通して客が指定した口座に現金の払い出しを受ける。客は自宅などのパソコンからインターネットを通じて賭博行為ができるという仕組み。

 同課は昨年10月、インターネットオークションを使い偽エラーコインを販売したとして兵庫県内の無職男=当時(39)=を逮捕。その調べで男がこのオンラインカジノの客だったことが分かり、そこから益田容疑者らが浮上。益田容疑者の管理する口座に約1億2250万円があったことなどから、同課は同月15日に犯罪収益移転防止法違反の疑いで益田容疑者を逮捕していた。

益田容疑者は「オンラインカジノの決済サービスを行っていたことは間違いないが、賭博はしていない」、島田容疑者は「入出金専用システムのオペレーターをやったのは間違いないが賭博には当たらないと思っていた」と、いずれも容疑を否認。同課では海外在住の主犯格とされる日本人の男、システムを24時間体制で監視していた30~50代の男3人の存在を把握、6人による組織的犯行とみて調べるとともに、賭博行為を行っていた客らを任意で調べている。

 同課によると、1回のゲームに480万円賭ける客のほか、最高で3千万円を稼いでいた客、9千万円負けていた客もいたという。

千葉日報(2016年2月16日)より引用

この事件のポイントは、オンラインカジノサーバーが海外にあったため賭博罪の適用はできなかったのですが、決済サービスが日本国内で行われたということで賭博罪の適用を受け逮捕者が出ました。

スマートライブカジノ事件(2016年3月10日)

この事件は、個人のプレーヤーが賭博罪で逮捕された全国で初めての事件です。

ただし、このプレイヤーは不起訴となっています

つまり、罪に問われませんでした。

このプレイヤーさんとその弁護をした弁護士さんのおかげで、現在私たちがオンラインカジノを安心して楽しむことができるのです。

事件の概要と経緯は、次の通りです。↓

スマートライブカジノ事件

  • 2016年3月10日、スマートライブカジノのプレイヤーが京都府警によって逮捕された。
  • スマートライブカジノは、イギリスに拠点を置き、オンラインカジノ業界でも厳格だと知られる英国ギャンブル委員会(UKGC)とマン島ギャンブル監督委員会(GSC)のライセンスを取得していた合法的な企業だった(2016年7月29日に閉鎖)。
  • スマートライブカジノの利用者は大勢いたにもかかわらず、逮捕されたのは3名のみ
  • 3名のうち2名は単純賭博罪として略式起訴され、罰金10~20万円(前科がつき実名報道)。
  • 残りの1名は、逮捕を不服とし裁判で争う姿勢を見せたため不起訴、無罪となる

現在では当たり前だと考えられている、海外の合法ライセンスを取得しているオンラインカジノでプレイしている個人プレイヤーがなぜ逮捕されたんでしょうか?

その考えられる理由は、次の通りです。↓

  • ディーラーが日本人女性だった
  • 日本人専用テーブルがあった
  • 日本語でコミュニケーションがとれた
  • サービス提供時間が日本時間の夕方から深夜だった

これらのことは今では当たり前ですが、当時は珍しかったんでしょう。

これによって、プレイヤーを逮捕した京都府警は、いわゆる胴元が日本国内に存在すると考えたのでしょう。

さらに、逮捕されたプレイヤーはSNSやブログにチャットの記録やプレイの様子をアップしていたようです。

その中にIDの写ったスクショがあり、3名の個人プレイヤーが特定され逮捕に至りました。

2名は取り調べの段階で罪を認め、単純賭博罪で略式起訴(前科がつき実名報道)され罰金10~20万円の有罪となりました。

が、1名のプレイヤーは逮捕を不服とし、略式起訴を受け入れず弁護士をつけて争う姿勢を見せました。

その結果、起訴は取り下げられ不起訴処分、つまり無罪となったのです。

不起訴になった理由は、こちらです。↓

  • 賭博法は、主に運営側を罰するためにある
  • 海外で合法的に運営しているオンラインカジノ運営会社を処罰できない
  • 運営者側が有罪でない(有罪にできない)=プレイヤーを罰することはできない

この不起訴理由が、現在私たちがオンラインカジノを安心してプレイすることができる理由そのものとなっています。

ドリームカジノ事件(2016年6月10日)

この事件は、実質的運営を日本国内で行っていたとみなされオンラインカジノの運営者が逮捕された事件です。

逮捕されたのは運営側の人間だけでプレイヤーは逮捕されていません

ドリームカジノ事件

インターネットのオンラインカジノサイトを運営し客と賭博したとして、京都府警は10日、常習賭博容疑で、大阪市中央区本町橋の会社役員、坂本拓也容疑者(39)ら実質運営者5人を逮捕したと発表した。府警によると、坂本容疑者は「逮捕事実には誤りがある」などと容疑を否認している。無店舗型オンラインカジノの運営者が逮捕されるのは全国初という。

 逮捕容疑は、共謀し、大阪市天王寺区に事務所を設けオンラインカジノ「ドリームカジノ」を運営し、平成25年12月~今年3月、サイト上で複数回にわたり不特定多数の客を相手に、ポーカーの賭博をしたとしている。

 オンラインカジノは、自宅のパソコンなどからネット上でポーカーやルーレットなどの賭博ができる仕組み。ドリームカジノは24年11月にオープンしたとみられ、会員数は約9500人、賭け金の総額は約19億2600万円に上るという。

 ドリームカジノは、カジノが合法なオランダ領キュラソー島で営業許可を受けているとサイト上に記載していたが、サポートは日本語のみで行われていたことなどから、府警は国内で運営されていると判断した。

産経WEST 2016/6/10より引用

こちらもスマートライブ事件同様、京都府県案件ですね(^^;

運営者が逮捕された理由と考えられるのは、次の通りです。↓

  • 実質的運営を日本国内で行っていた。
  • サポートが日本語のみで行われていた。
  • 利用者のほとんどが日本人だった。
  • 経理部門が国内にあった。

サーバーはイギリスにあり、ライセンスはキュラソー、決済会社はキプロスと、すべて海外の拠点があるにもかかわらず、経理部門が日本国内になったため、実質的に運営していたのは大阪市天王寺区にあるウェブ制作会社だとみなされたのでしょう。

逮捕された運営者は、裁判で執行猶予付きの有罪となりました(賭博開帳罪)。

ただ、9,500人いたとされるプレイヤーは、一部が事情聴取されただけで逮捕はされていません

違法インカジ事件簿

こちらは、インカジ(インターネットカジノ)と呼ばれる違法カジノの事件です。

川崎ネットカジノ店事件

常習賭博疑いで川崎のネットカジノ店従業員を逮捕 2021年8月2日

インターネットを利用して客に賭博をさせたとして、神奈川県警生活保安課は2日、常習賭博の疑いで、川崎市川崎区渡田のインターネットカジノ賭博店従業員、吉田真人容疑者(50)を逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は共謀のうえ、7月20日午前0時35分ごろ、同区東田町のインターネットカジノ賭博店で、店内に設置したパソコンを使って客3人にインターネット上でバカラゲームなどをさせ、違法に賭博をしたとしている。

同課によると、同日、店への家宅捜索を行った際に居合わせたほかの従業員2人もすでに同容疑で逮捕されているという。吉田容疑者の自宅からは店の売上金とみられる現金約300万円が押収された。同課はほかにも共犯者がいるとみて捜査を進めている。

※産経新聞ニュースより

西蒲田インカジ事件

ネットカジノ店責任者ら逮捕 2021年10月6日

インターネットを利用して客に賭博をさせたとして、警視庁組織犯罪対策4課などは6日、常習賭博の疑いで、インターネットカジノ店責任者の鎌田健司容疑者(41)と従業員の男2人を逮捕。賭博容疑で客の男3人も逮捕した。いずれも容疑を認めているという。

逮捕容疑は10月6日、東京都大田区西蒲田のインターネットカジノ店に設置したパソコンで、客にポーカー、ブラックジャック、ルーレットなどをさせ、賭博をしたとしている。

組織犯罪対策4課によると、店は今年3月ごろに開店し、半年間で1億円超を売り上げていたとみられる。入店は常連客からの紹介者らに限定するなどし、発覚しづらいようにしていたという。

※産経新聞ニュースより

インカジは、暴力団や反社会勢力の資金源になっているとも言われていて、運営者もプレイヤーも逮捕され罰せられます。

オンラインカジノの違法性と合法性のまとめ

ヨシオ

ハナコちゃん、どうだった?
勉強になった?

うん、なんかスゴい戦いがあったんだなあって思った。

ハナコ
ヨシオ

そうだねー、当時の警察は何とかして逮捕したかった感があるよねー

でも、プレイヤーに関しては逮捕されないってわかったら安心したわ♪

ハナコ
ヨシオ

そうそう、そこがわかってくれたならよかった♡

大事なことなので、まとめておきますね♪

  • そもそも、日本にはオンラインカジノを取り締まるための法律はない
  • オンラインカジノでプレイすること自体に違法性を問うことはできない。(ただし、海外に拠点があり合法的なライセンスを取得しているオンラインカジノに限る)
  • 日本国内に胴元があるインカジ(インターネットカジノ)は違法である。(利用者は逮捕される可能性がある)

オンラインカジノでプレイする上でとっても大切な運営ライセンスについては、こちらに詳しく書いてます。↓

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